【注目記事】丸パクリ歓迎・小論文 理想の医師像

Post CC OSCE 練習用シート 52歳 男性

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課題シート

【課題シート 1】
あなたは初期研修医です。外来にやってきた以下の患者さん
を診察してください。
〇〇△△さん 52 歳 男性
主訴:悪心

【課題シート 2】
身体所見は以下の通りです。追加の診察を行なってください。
意識は清明。身長 164cm、体重 65kg。体温 37.8℃。脈拍 120/
分、整。血圧 106/58mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 97%

【課題シート 3】
指導医にこの患者について報告してください。

患者役用シート

O(onset 発症様式):昨晩、夕食後に悪心と心窩部痛とを自覚した。悪心と心窩部痛は次第に増強し、背部痛も伴うようになった。
P(palliative/provocative 増悪・寛解因子):とくになし
Q(quality/quantity 症状の性質・ひどさ): 5-6
R(region/radiation 場所・放散の有無):心窩部、背部
S(severity/associated symptom 程度・随伴症状):背中も痛い・嘔吐はしていない
T(time course 時間経過):昨晩から
P(past medical history 既往歴):30 歳代から健康診断で肝機能障害と脂質異常症を指摘されているが放置
A(allergies アレルギー):とくになし
M(medication 服薬歴):とくになし
H(hospitalization 入院歴・手術歴):入院・手術はしたことがない。輸血歴なし
U(urinary 排尿):へんかなし
G(gastrointestinal 消化器症状・排便・食欲・体重変化):便秘、下痢、血便なし。食欲は変わらない。体重変化なし
S(sleep 睡眠):変わりはない
F(family 家族歴):父親が胃癌、母親が高血圧。
O(OB/GYN 妊娠歴・月経歴):―
S(social history 喫煙歴・飲酒歴・職業・趣味・渡航歴・ストレスなど):飲酒は日本酒 3 合/日を 30 年間。喫煙は 20 本/日を 36 年間。
職業:会社員
S(sexual history 性的活動):―
解釈モデル:肝臓が悪いと言われていたからそれかな?

現 症:心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆して、上腹部に圧痛と抵抗とを認め、臍周囲に斑状出血を認める。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
その他身体診察で得られる所見はない。

ポイント

中年男性が主訴が心窩部痛、そして発熱とショックバイタル(ショックインデックス〈SI〉=120/106>1)となっていますので、何やら嫌な感じです。

年齢性別と主訴の時点で鑑別にあげたい疾患としては急性心筋梗塞、脳血管障害、髄膜炎、敗血症、糖尿病性ケトアシドーシス、胆嚢炎、急性膵炎といったところでしょうか。これらを丁寧に診断・除外してあげることが大切です。

問診でOPPQRSTと聴取し、大酒家であり、身体診察で臍周囲に斑状出血を認めることから急性膵炎であることがわかってほしい。

想定疾患:急性膵炎
参考問題:103G62

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